Gugg+0
「GUG +0」はニューヨークのグッゲンハイム ミュージアムの6つのイメージで構成している。このシリーズは、1996年に撮った、アナログフィルムの3作と、後、光とシェープをデジタル処理した3作品を加えて、完成した。このアナログ・デジタルハイブリッドの構成が、このシリーズのタイトルになっている。
このミュージアムは、建築のいわゆるモダンムーブメントのマスターピースのひとつで、何よりも、流れるようなシェープと、光の洗練された使い方で、他の建築と一線を画している。ディストルション(ねじれの表現)は、僕自身のこのミュージアムの中での経験を表現することを可能にすると同時に、見る人それぞれに、自由な連想をさせることに成功していると考える。
ダニエル・マチャド 1996~1998年